石狩浜海浜植物保護センターに隣接する「ハマナス再生園」は、“ハマナス彩る砂丘の風景”を再現するための試験地として、2013年に整備しました。長年、この場所を覆っていたススキや低木類を重機で取り除くとともに、一部のハマナス密生地をそこから再び広がることを想定して、残しました。しばらくして、残したハマナス密生地から予想通り、地下茎を伸ばしてハマナスは広がり、およそ３年間で４分の１の面積にハマナスが群生するようになりました。

　あわせて、市民参加でハマナス苗を種から育成し、移植もしました。2017年から苗の育成方法を改善するなどして、現在も市民参加で苗の育成、植替、移植を行っています。苗づくりや苗の移植には、地元の幼稚園や小中学校も参加するなど、地域が一体となって、かつての“ハマナス彩る砂丘の風景”を目指しています。

　現在は、密度の濃淡はあるものの面積の約８割にハマナスが咲いています。今後は、再生手法に加え、ハマナス彩る風景をどのように保っていくかについても、手法の検証に取り組んでいきます。

ハマナス再生園で一緒に汗を流しませんか？

5月〜10月、ハマナス彩る風景の再生をお手伝いしませんか？荒廃した砂丘地にハマナス彩る景観を再生させ、再生したハマナスを使って石狩浜をPRする。そんな活動のお手伝いです。ハマナスの移植や除草、播種などを行います。爽やかな季節。大地とふれ合いながら思いっきり汗を流す気持良さを是非感じてください。

【開催日時】5月〜10月（年によって開催頻度、曜日は変わります）

【参加方法】開催日前日までに上記お申込フォームか電話へ。

【参加資格】どなたでも参加できます。

【持ち物等】園芸用作業手袋・汗拭きタオル・ゴム長靴着用おすすめ

★飲み物付

2024年度ハマナスHealthyタイムも、たくさんのご参加をお待ちしています！